中高生が通学で持ち歩く荷物、その重さは10kgを超えると言われています。
「言われている」けれど実際にはどうだろう?
その真偽を確かめたくて、通学カバンを背負って体重計に乗ってみたんです。
ビックリしました!!
この日は、授業道具の入ったリュックだけでジャスト10kg。
そのほかに体育の授業があればジャージ・部活動なら加えてシューズ・練習着・道具類、これらを担いで登下校しているんです。
正直、”背負う”で表現できる重さじゃありませんよ。
オバサンができるフリして持ち上げたら、腕やら腰やらを痛めるレベルです。
我が家と学校の距離は1km以上、いったいどんな罰ゲームなのか。
実際に入っている教科書類は、床から本までの高さで19cmありました。
ちなみに、これは少ない方です。
学校でも負担軽減のために(教科の指定はありますが)置き勉を許可しています、でも焼け石に水じゃなかろうか(;´Д`)
ここのところ帰宅すると、腰痛と足のしびれを訴えるようになりまして。
さすがにマズイのではないかとリュック探しをしたところ、ラクサックというステキな通学カバンを見つけたのでレビューしちゃいます。
中学生女子の通学カバン2種類を比べてみた
長女が使っている通学カバンはごく一般的なリュック
中学校入学前、制服斡旋とあわせて通学カバンを購入しています。
制服と同じ売り場にあったもので、他の子どもたちが背負っているものを見てもデザイン・サイズともに似たり寄ったりです。
ちなみに、これまで長女が使っていたリュックでこのくらい。
- 素材:ナイロン製
- サイズ:縦44cm×横29cm×マチ13cm
- 重さ:約700g
普段持ち歩いている荷物の量と体にかかる負担
先ほどの教科書類をリュックに入れてみると、中身をスッと取り出せないほどパンパンです。
ここに給食袋や折り畳み傘が入る日もありますし、当然ジャージ類は別のバッグで持ち運ぶ必要があります。
雨の日の徒歩通学は「拷問」のひとことに尽きますね。
実際に背負ってもらいました。
参考までに、身長156cm(推定)ほどで標準体型ど真ん中の長女です。
このリュックはマチが13cmのはずなのに、測ってみると19cm!!
肩ストラップを短めにして背負っていますが食い込み、マチが広がった分だけ荷物の重さで後ろに引っ張られています。
形のゆがんだリュックは、長女の背中と腰に刺さって物理的に攻撃中。
RAKUSACK(ラクサック)は介護用品メーカーが作った通学カバン
ラクサックには2種類、ベーシックとオリジナルがあります。
ラクサックベーシックは28リットル、ラクサックオリジナルは28リットルと19リットルの2サイズ・2カラー展開です。
長女のために購入したのは、ラクサックオリジナル28リットル。
- 素材:ナイロン100%(1680デニール)
- サイズ:縦47cm×横33cm×マチ16cm
- 重さ:1200g
- 色:黒/紺
>>>【公式サイト】ラクサック|重さを感じさせない通学カバン
存在感のあるリュックで、これまでのものより縦3cm×横4cm×マチ3cm大きくなっています。
これまでのリュックとラクサックオリジナル19リットルを比べると、縦-2cm×横-1cm×マチ+3cmなのでほぼ同じ容量と言えますね。
ラクサックのオリジナル機能
機能の詳細はラクサックの公式サイトでじっくり読んでいただければと思いますが、ざっくりと見てみましょう。
開口部のファスナーは斜めに大きく開くようになっています。
写真のようにカバンを立たせてしまうと、教科書固定ベルトを止めにくいです。
学校の机の上に寝かせて置いて、机の中のものを積みながら入れていくと効率がいいと言っていました。
カバンの底にはファスナーがついています。
引っ張り出して見ると、取り外しのできないレインカバーが内蔵されています。
入学早々、突然の雨で教科書をブヨブヨにしてしまった長女にとって、これはとてもいい機能です(*´ェ`*)
チェストストラップは肩ストラップのずり落ち防止や、歩行時の揺れを抑えてくれます。
バックパッドはクッション性が高く、腰への負担軽減や背中のムレ防止にも。
そして肩ストラップは「3Dショルダーストラップ」、背中に密着するように設計されたもので太くてしっかりした作りです。
2種類の通学カバンの差は歴然でした
先ほどの教科書類、今度はラクサックに入れてみましょう。
教科書固定ベルトでしっかりと止めます。
同じだけ入っているとは思えないほど、カバンの中に余裕がありますね!!
縦横に余裕があることで、マチの幅を超えて無理やり詰め込む必要がなくなりました。
こちらも同じように背負ってもらいます。
見た目がスッキリしたことで、カバン自体が大きくなったことはあまり気になりませんね。
長女の体感も「ラクサックの方が背負いやすくて軽く感じる」と言っているので、今後はラクサックを背負うことにしました。
これで腰痛と足の痺れがなくなるといいです。
これだけ至れり尽くせりで、本体価格は1万円を切るお安さ(⊙ω⊙)
最後にまとめ
この先、持ち歩く荷物の量が極端に減ることはないでしょう。
2020年から小中高で順次導入される新学習指導要領に伴い、子どもたちの教科書のページ数は増えカバンはさらに重たくなることが予想されます。
そこで成長期の身体を考え、カバン自体の重さを軽くするのではなく「重さを感じにくい構造のカバン」を開発しました。
>>>ラクサックについて|ラクサック
これまで使っていたリュックとラクサックでは、カバン自体の重さが約700g→1200gと倍近くなってはいます。
ですが、実は1200gってランドセルと同じくらいの重さなんです。
ランドセルって中学生が背負う分には、決して重くありませんよね?
中高生は見た目も気になるお年頃。
肩ストラップを長くして腰より下で背負ってみたり、好きなデザインのカバンを持ち歩きたいのはよくわかります。
ただ実際にその時期を過ごしてきて思うのは、体はどれだけ大切にしてもし過ぎることはないということ。
特に腰、体の要を悪くしてしまうと大人になってから本当につらいんですよね。
デザインで選ぶという点では、ラクサックは2種類なので少なく感じるでしょう。
でも中学生が背負うのに過度な装飾もなく、色も無難で、デザインも私は大好きですし長女も気に入ってくれました。
通学での負担が減って、体の痛みがラクになって、勉強も部活動も今までより頑張れることは長女にとっていいこと尽くし。
中学生に限らず高校生も!
通学のお供にラクサック、オススメのリュックです。