先日、ゆず姉の誕生日があった。
元夫から欲しいものを聞かれたけど、特に思いつかず。
このご時世、一緒に買い物に行くわけにもいかない。
「高校合格したらお祝い奮発してもらったら?」
という私の言葉に、それがいい!と即決だった。
誕生日から数日過ぎた、今日。
ケーキを買って持ってきてくれた時に、北海道神宮の合格御守と学業守を貰ったらしい。
嬉しそうな顔をして通学カバンに合格御守をつけて。
学業守はペンケースにぶら下げた。
ちなみに、塾用のカバンには自分で買った氏神様の学業守がついてる。
元夫の自宅から北海道神宮、決して近いわけじゃない。
わざわざ貰いに行ってくれたんだね。
子煩悩ではなかったし、子育ても私任せのことが多くて積極的に関わってくれる人ではなかった。
でも、悪い父親ではなかったし。
子どもたちはお父ちゃんが好きだった。
大人の事情も、人の心も、一度複雑に絡まってしまうと解くのは難しくて。
パツンと切るしかなかった。
子どもたちには申し訳ないけど、私はそれでよかったと思ってる。
ごめんね。
合格御守と学業守、どっちかでよかったとは思うけど。
それも彼の愛情なんだなぁ。
ゆず姉の喜んでる顔が見れて、母は嬉しい。