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左心低形成症候群の娘、きょうだい児の2人、ひとり親、ドタバタの日々。

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四季は巡る。

北海道では2月下旬から始まった、臨時休校。
三姉妹のリアクションは3人3様。

 

学校が大好きなゆず姉。
予定通りの活動ができなかったことを残念がり、部活動できないことを嘆き、塾もお休みで完全に手持ち無沙汰丸出し。
それでもブツクサと文句を言い続けることはなく、これはこれだと開き直ってダラダラの毎日。

 

ハナも学校は好きだけれど、ここのところの体調不良で精神的にもグラグラ。
ちょうど学校を休んでいてそのまま長いお休みに入った。

 

恐らく一番命の危機にさらされている……にもかかわらず、この休みが納得いかないモモ。
毎日毎日「あしたようちえん?」と聞いてきては、Noの返答に癇癪を起こしてくれるので母はつらい。


きょうだい児の姉2人は、今回のことをシビアに感じてはいるようで。
「モモにうつしたら困る」「まだ死なせるわけにはいかない」と、一切外出もせずにいるのだからありがたい。

今までやってきたことを、続けるだけ。
もちろんきちんと考えられる年齢ではあるけれど、培ってきたものが垣間見えて心強い。


休みに入ってからというもの一番にうるさいのはモモ、ついでハナ。
私とゆず姉は口をそろえて「うるさーい!」と言っている。

けれどゆず姉を見ていると、ハナに対してのイライラは減っているし何なら笑って話している。
お休みに入って言い争うことが減った。

狭いマンションに押し込められて、何なら暴動が起きそうなものなのに。
モモがひとり暴れまわって壊滅的な被害を出しているくらい(母は本当につらい)


「疲れてないんだ」

その答えにたどり着くまでに、そう時間はかからなかった。
ゆず姉はまったく疲れていない。

 

お休みに入ってすぐ「明日は姉ちゃんが晩ごはん作るね!」と言い出した。
もともと料理が嫌いではないゆず姉だけれど、中学生になってからその回数は激減していた。
それは、純粋なお休みがほとんどないから。

思春期の女の子が2人いれば、ギスギスとぶつかるのは仕方のないこと。

私自身が妹と合わなかったこともあり、それが普通だと思っていたけれどそうじゃない。
成長の過程で寛容さが失われたわけでもなかった。

毎日ギリギリまで体力を削って頑張っている証拠なんだ。
(疲れているからって、周囲にイライラをぶつけていいわけではないけれど)


ゆず姉との生活が始まって13年半。
とにかく「寝ない・食べない」には苦しんだけれど、子育てが楽しいものだと教えてくれたのは間違いなくこの子。

ハナが生まれて負担が増えた時も、集団生活に入る時も、モモの闘病の時も、離婚の時も。
ゆず姉の存在は私の大きな支えだった。

 

サンドバッグや緩衝材になるというよりは、私をくすぐって毒ガスを抜く。
入り過ぎた力を抜いてくれる係。

ヘラヘラとしているけれど、ものすごーく空気を読むタイプの子。
ただし自分の心と向き合うのがじょうずで、ストレス処理能力にも長けているから抱え込んで倒れたりもしない。

母よりずっと大人。
でもまだまだアンポンタンな子どもでもいてくれる、かわいい。

 

世の中「それどころじゃない感」は漂っているけれど、年度末。
あと1ヶ月で新年度が始まる。

一昨年に離婚の話が出てから、新年度が始まって落ち着くまでの半年間。
さばいた案件が多すぎて何をしていたのかよく思い出せないけれど、私はずっと走り回っていた。

その中に、ゆず姉の中学校入学とモモの幼稚園入園があり。
無事迎えられたことには本当に安堵した。

 

あれから1年。
ぐるりと四季は巡って、また春が来る。

制服を買ってやれないと泣いて、届いた制服を嬉しそうに着る姿に泣いて。
気づけば当たり前に着こなす姿に頼もしさを感じている。


今はつかの間の休息。

必ず、また全力で走り続ける日々が戻ってくると信じてる。
それまではできるだけ笑顔溢れる日々を。

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